自分メモ："The Lives of Japanese War Brides in America”

NHK World "The Lives of Japanese War Brides in America: Part 2"
戦後、進駐軍の人と恋に落ちて海を渡った日本女性たちの生き様が世代をまたいで紹介されたテレビ番組。

日本でもアメリカでも偏見に屈せず、その中で生きる道を作ってきた人たち。相手を見るのは、人種や職業ではなく、その人に思いやりがあるか。そうして人間関係を育んできたこと。
日系の人たちと、戦争花嫁として渡米した人たちの間の溝と、その距離を縮めるきっかけとなった老人ホームの存在と料理。カンザスにある基地には、世界中からの戦争花嫁が集まり、そこには生きるたくましさとコミュニティの多様性があること。
戦争花嫁の誤解されたイメージを覆えそうと、自身の母を始め多くの人たちへのインタビューをもとに作られた「Tea」という演劇があり、30年以上も上演され続けていること。
この番組が、今こうして再放送されることの切実さを思う。