本郷毅史さん写真展『水源光』
本郷毅史さんの写真展『水源光』の初日に行ってきた。福島県にある小さな町の小さなカフェで開かれている写真展で、今日(3月1日)が初日だった。
真夜中の山の中で、水源を撮影した写真の数々。
夜中に起き、テントから出て、撮影を始める。肉眼では真っ暗で何も見えない。音と気配を頼りに撮影するという。長い時間、カメラの窓を開放して、じっくりと待つ。
頼りにしたのは、星の光。
写真は、光を吸収して写し出されるもの。一粒一粒の自然の光が、肉眼では見えない、真夜中の自然の姿を写し出してくれる。普段、目には見えないけれど、暗闇の中に、確かに存在する自然の光を確かめることができた。
心が洗われた。