桝郷春美のブログ

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フリーランスのライターです。執筆記事や日記など。

2月18日(月)――Co-creation(共創)トークイベント

18日(月)18時から、ココルーム(大阪市西成区)で、オーストラリアのアーティスト、スティーブ・マイヤー・ミラーさんをゲストに障がいのある人とつくるパフォーミング・アーツに関するトークが開催されます。http://artsoudan.tanpoponoye.org/news/1345

artsoudan.tanpoponoye.org


今回、スティーブさんの通訳として声をかけていただいたことから、彼に会ってきました。スティーブさんは、今日17日に神戸で開催されたダンス公演『だんだんたんぼに夜明かしカエル』(たんぽぽの家企画、佐久間新さん演出・振付)にもゲスト出演されました。

この舞踊劇は、障がいのある人、ケアする人、ダンサー、ミュージシャンたちがみんなフラットな関係で、一緒につくっている作品(乳幼児も!)。観客も含めて、それぞれが型にはめられることなく自由に存在できるように工夫されていて、とても風通しのいい空間でした。パフォーマンスについて、スティーブさんが初見時に”seamless”と表現していたのが印象的です。川の流れのように、滑らかにつながっていく――。
これは「共創」という取り組みなのだそうです。社会的課題を抱えた人たちがアーティストとともに対話しながら、新しい価値を共に創り上げていく。主催の奈良のたんぽぽの家は、アートとケアの視点から、多彩なアートプロジェクトを実施している市民団体。
ティーブさんもまた、オーストラリアを拠点に世界各地で38年にわたり、舞台、ダンス、映像作品などを共に創り、実践しているアーティスト。18日のイベントでは、スティーブさんの考える「共創」について紹介し、ゲストの佐久間新さん(舞踊家)と、ファシリテーターの岡部太郎さん(たんぽぽの家)、そして参加者と共に語らう場になります。

「共創」とは、アートの文脈に限らず、リアルに日常と結びついているものなのかもしれない。スティーブさんと事前にお話をして、そんな感触を持っています。きっとアットホームで、開かれた場になると思います。私も、スティーブさんと”joined at the hip”一心同体となって、橋渡しができるように努めます。


・2月18日(月)スティーブさんトークイベント詳細ページ:http://artsoudan.tanpoponoye.org/news/1345
・『だんだんたんぼに夜明かしカエル』は3月9~10日に東京公演があります。詳しくはこちら。

【終了しました】ダンス公演「だんだんたんぼに夜明かしカエル」 | たんぽぽの家