雑誌掲載：『AERA』演劇記事
週刊誌『AERA』11月5日号に記事を書きました。「凝視で生まれる価値観」というタイトルで、p.50の演劇ページに掲載されています。今週末に東京で上演される舞台「ニライカナイ―命の分水嶺」に向けて、金滿里さんにインタビューした記事です。
金さんは、身体障がい者の身体そのものを生かした芸術表現で、大阪を拠点に活動するパフォーマンス・グループ「劇団態変」を35年に渡り率いている芸術監督です。
『AERA』にはこれまで、度々記事を書いてきました。そのほとんどが、伝えずにはいられない出会いに心を突き動かされて、自ら企画提案したもの。振り返ってみると、それらは表現と社会のつながりがテーマの共通項としてありました。
今回の金さんのインタビューもそうです。私がペンでやりかった役割は、障がい者としての金さんを紹介するのではなく、芸術家の美を尊重すること。「劇団態変」の舞台を私もこれまで何度か観ていますが、人間のにおいがするパフォーマンスだと感じました。
「ニライカナイ―命の分水嶺」は11月2日（金）から4日（日）まで、座・高円寺1（東京）で上演。
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