「聞く」の身体感覚
5月から、身を置く環境が変わった。水のきれいな谷間に通う日々。そんな緑の多い日常から街中の喧騒に入ると、かなり眩しく感じる。目の感度が変わってきているのかな。そして、人の解説や説明を聞くと、その必要がない場にいても反射的に英語に通訳しようと頭の中が動き始める。
同じ「聞く」でも、その後に文章を書く目的がある場合と、海外から来た目の前の相手に即時に言語を変えて伝える必要がある場合とでは、聞く身体が変わることを感じている。言葉を変換する作業というより、まずは自分が理解して、聞き手の背景の違いを認識した上で言葉を探して伝え、相手の表情を見ながら更に補う。
環境や、やることが変わると、こんなにも身体に作用するのかと実感中。変化の中にいる今だけしか味わえない感覚かもしれないので、記録まで。