2019-06-23 劇団態変「箱庭弁当」 演劇 劇団態変の舞台「箱庭弁当」を観た。お弁当の中身が飛び出して旅に出るファンタジー。 態変の個々の身体表現と、クレズマー音楽という東欧ユダヤ人固有の器楽演奏が、ひとつになって流れゆき、この世の面白さやもの哀しさを見せてくれた。そこに言葉は、ない。だけど、とても雄弁な身体とメロディーが、ある。 見終わった直後は、楽しかった。数時間経った今は、よく分からない感情が込み上げてきている。きっと、日常の中にある大事にしたい感覚に触れたのだと思う。 伊丹から京都に戻ったら、紫色の空が広がっていた。