雑誌掲載：『AERA』「はたらく夫婦カンケイ」

週刊誌『AERA』7月20日号の「はたらく夫婦カンケイ」で、記事を構成しました。取材させていただいたのは、大阪ガスの谷島雄一郎さんと、妻の美和さん。

雄一郎さんは、がん経験を価値に変えるプロジェクト「ダカラコソクリエイト」を発起したり、がんをはじめ生きづらさを“嗜む”社会実験カフェ・バーを個人で営んだりと、独自の発想で社会活動に取り組んでおられる方。結婚10年の記念に、ご夫婦での取材を受けてくださいました。

誌面の本文テキストは、420字ずつ。その中でいかに凝縮して、今のご夫婦のことをベストな形で誌面で届けられるか。雄一郎さんご自身、がんの再発を防戦しながらの現在。記事は絶対に美談に仕立てない。まっすぐに、いまのお二人を見つめる。コロナの影響で取材日が延期になり、その間も、やりとりしながらそんな心構えを作っていました。

なんとか対面でのインタビューが叶って迎えた当日、事前の心構えが吹き飛ぶぐらい、お二人の言葉がそれぞれに力強くて、胸が熱くなりました。誌面でお二人の想いに触れていただければ嬉しいです。

今こうして無事に形になり、谷島さんご家族のことを、ささやかながらペンで応援できた幸せを感じています。雄一郎さん、美和さん、本当にありがとうございました。つないでくださった大阪ガスの山納洋さん、ありがとうございました。同志のカメラマンのMIKIKOさんに感謝。

見出しに採用された「今が一番幸せ」、その今がこれからもずっとずっと続いていきますように。