映画「トランスマンツァ・ツアー イタリア・農村回帰の旅」・空き家再生から見るイタリアと尾道

イタリアのドキュメンタリー映画「Transumanza Tour」（Valerio Gnesini監督）上映イベントを取材した記事が、TURNSウェブサイトに掲載されました。7月末、広島県尾道市に足を運びました。記事の前編はこちら。

映画「トランスマンツァ・ツアー イタリア・農村回帰の旅」日本にも通じる新しいムーブメント | TURNS（ターンズ）これからの地域とのつながりかた｜地方移住・田舎暮らし・多拠点居住・地域活性化

大阪での上映時に、私は一緒に鑑賞したオーストラリアから来たPaulさんに逐次、映画の内容を通訳していました。興味深かったのは、キーワードを口にしただけでPaulさんが瞬時に理解し、共感して喜んでおられたこと。そんな反応を見て、共通の関心事を通した出会いは、言語を越えてつながり合える感覚を得ました。足元から世界がつながる感覚を味わえるのが嬉しくて、この草の根の動きを記録して届けたいという思いから、その後、尾道にも足を運びました。

この映画を初めて日本に持って来られたのは、イタリア・ナポリ在住の日伊文化コーディネーターの中橋恵さん。映画関係者ではない中橋さんが、日本で映画上映と組み合わせたイベントを各地で開催されたバイタリティにも引き付けられました。

西日本豪雨の後、広島ではJRが一部不通になっていたりと台風の爪痕が残る中、尾道でも町のにぎわいを取り戻そうとしているところでした。そんな最中に開催されたイベント。記事の後編は、中橋さんによるアルベルゴ・ディフーゾのレクチャーと、尾道を中心にまちづくりの活動に取り組む方々との意見交換の場のリポートです。

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