京都ヒストリカ国際映画祭：『欲望にさそわれて』

京都ヒストリカ国際映画祭が11月4日（日）まで、京都文化博物館で開催されています。今回、縁あって、お二人のフランス人監督をアテンドしたことから、それぞれの上映作品を観てきました。
●『欲望にさそわれて』A Violent Desire for Joy
フランス革命が時代背景にありながら、革命そのものを描いていない。地方の修道士の若者の揺れ動く内面を描くことで、既にフランス国内に定着しているという、フランス革命に対する紋切型の先入観を、自らのセンスで軽やかに打ち破ろうとする野心的な作品。
冒頭に出てきたのは、この音楽。
The Last Poets - When The Revolution Comes

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「歴史ものを扱う作品で、史実に基づいた写実的な再現をするのは意味がない。作品の真実を作るのは自分だと思っている」とクレマン・シュナイダー（Clément Schneider）監督（29歳）。
終盤に出てきた、パンチの効いた愛がたまらなかった。
変化の中にいる人におすすめ。